だいぶんお久しぶりのひとまるです!
今年に入ってから元旦に出掛けた岡山旅の記事を書き綴っておりましたがー、2部目に入って長期連載に見せかけた早々に当ブログ完全凍結状態!!
1記事書きあげるのもなかなか時間掛かってしまうこともあって、ブログ書くのめんどくせーなーっと内心では感じつつも、この歳になると時間の経過もあっという間になることも重なり気が付くと年度末の3月ももう終わる時期であるとの所存
ではお待たせしました!!前回の続きをーー!!っと通常なら進めたいところですが、ちょっと待って聞いて欲しい
実はですね、前回の続きからブログ完全凍結している間、何もせずグータラな生活を送っていたかというとー、そうではなくてですねー、資格の勉強していたわけです
Contents
営業部から品質保証部への部署異動
ちなみに受験した資格っていうのが表題の通り「QC検定」っていう民間資格です
この「QC検定」、製造業の人なら少しは普及してて知ってる人多めなんですが、一般市民の方にはあまり馴染みの無い資格かと思います
「QC」ってのは、「Quality Control」の略で、日本語直訳で「品質管理」という意味
へー、でそれで何が出来るの?
っていうのが日常生きてると妥当な感想かと思います
当の本人も当初は、「FPの親戚資格的な!??」、「危険物乙の方が強そう」、「施工管理技士はわかる」みたいな感覚のレベルです
この資格について全然よくわかっておりませんでしたし、もとより営業の僕には製造業に関わってると言えど、到底無縁な学術分野ってわけだったんですがー、これがですね
昨年末から話が変わりました
実はなんと今年4月以降より私ひとまるの職種がなんと営業部から品質保証部にジョブチェンすることになりました!
これは結構な一大事ですよ
当ブログでも「名古屋とアニメと営業職と」っといったサブタイトル的な意味合いをもって続けてきてたのに、その一要素がもぎ取られることになるわけなんです
営業職で無くなるってことは、つまりは出張に行くことも激減することになって、当ブログの醍醐味であったビジネスホテルネタが提供出来なくなってしまうという、由々しき問題に直面することになりそうなんですわ
そんで、何よりも品質保証って何すんの?ってのが率直なところでもあります
転職したわけでは無いんで、従来の自社の別の部署がやっていた仕事を同じように引き継いでいくわけなんですが、これが他部署になると意外と何やってるのかわからないものです
社会人になってから営業職しか携わったこと無い身からすると、この歳で新しいこと覚えられるのか問題を感じつつも、いろんなことを学べる貴重な経験と前向きになれるところもあったりします
当ブログの今後のサブタイトルや生き甲斐を考え直しつつも、心機一転全力でジョブチェンしてやろうかと思ってます!!!
気持ちの持ちようはさておき、結局ですね
品質保証って何すんの?
が解決しない
アニメ見たり、岐阜行ったりしてストレス解消しても全然解決しない問題だったんで、まずは製造業の基本を勉強するって意味での今回資格を兼ねた勉強!
この経緯でQC検定を受けることとなったわけです
QC検定は文系にとっては難易度高い
QC検定ってそもそもどんな内容かというと、
QC検定とは?
品質管理検定(QC検定)は、品質管理に関する知識をどの程度持っているかを全国で筆記試験を行って客観的に評価を行うものです。
第1回試験は2005年に行われ、現在は年2回(9月と3月)の試験が実施されており、最近1年間(平成28年度)では、全国で約12万6千名(内、高校生は約9,000名)の方にお申込いただき、合格者は累計43万9千名を超えています。
日本のほとんどの企業では、品質管理が実施されています。この品質管理を実施するためには、そこで働く人々の品質管理に関する意識、能力、改善能力が重要です。この品質管理能力、改善能力といった能力を発揮するためには、品質管理の知識だけでなく、個人のリーダーシップ力やモチベーション、それらを引き出す組織体制などといった多くの要素が関係します。しかし、一番の基本となるのは品質管理に関する知識であることは事実です。
また、品質管理の知識といってもどのような問題を解決するのか、によって必要となる知識は異なります。そこで「QC検定」では、企業においてどのような仕事をされているか(これからするか)、その仕事において品質管理、改善を実施するレベルはどれくらいか、そしてその管理・改善をするためにどれくらいの知識が必要であるかにより四つの級を設定しました。
まんま参照したんですが、要は「品質管理」に関わる検定!(これもまんま)
後にいろいろ調べたところと実際に受験した経験談からすると、主に製造業の品質管理に関わる試験です
そして、やはり「戦をするなら敵を知れ!」という個人的名言からの事前調査で、とあるサイトで当検定のレベルを偏差値でランキング化している資料があったんで、参照しましたところ
QC検定の偏差値
- 1級:偏差値50
- 2級:偏差値48
- 3級:偏差値45
みたいな感じでした
脳に直感で感じたところは
これならイケる!
曲がりなりにも、名古屋の某小学校を卒業後、とある中学校を卒業!そして、名古屋のあの高等学校の卒業を経て、かつてのかのあの手の大学を卒業した実績を持つ男!!!!!!
3級2級1級全てを超越した特級いけるんじゃね!??的なのが個人的感覚で、まあでもQC未経験とのことで、まずは3級からーと、あとQC検定はダブル受験すると受験料が安くなるっといった抱き合わせ商法も実施しているとのことで、最終的には一緒に2級も受験することとにしました!!
まあ、2級の試験に3級の試験も含むとのことだったんで、2級の勉強をしてれ3級もこれまた抱き合わせて覚わるから、ちゃっちゃとやって「Qualityの王になろう!」って思ってました!
が!!
世の中やっぱりなかなかそうはいかないもんですねー
勢いで早々に購入したまずは、QC3級の参考書(電卓も試験で使うので一緒に買った!)(この電卓がなかなか良いお値段した)
3級はとっとと終わらせて、2級やっちゃいましょうーー!!ってことで「品質管理の手法」分野から始めるわけですが、、、
わからん
平均はわかる
「全部のデータを足して、全部のデータで割る」これが平均、小学校の先生が言ってた
「データの中央に位置する数値」を中央値、「最も多くで出現する値」を最頻値
うんうん、わかる
問題はここから
「全データからここで出た平均を各々引く」、「それらを全て二乗する」、「それらを全部足す」これを偏差平方和と言う
は?
まず直感的に「なんでそんなことすんの?」って思ったことと、「その数字は何を示す数字なの?」、「それ出して何に使うの?」、「え?なに?それおいしいの」、みたいないちいちうるせぇ老害的な質問がめっちゃ思い浮かんじゃったわけです
更に、「偏差平方和をデータ数で割る」これが分散、「分散から平方根をとった値」が標準偏差、とか言い出すもんだから、謎はますます深まります
「母集団を推定する場合の分散は不偏分散といい、この場合は偏差平方和は『n-1』で割る」
これでトドメ
わけわからん
「何それ人生で初めて聞いた」、「なんで1引くの?」、「データ数関係なくなんで1なん?」、文系出身でいつもウェイウェイやってた身からするとハードルいきなり高めでした
とりあえず、この「品質管理の手法」分野の入り口も入り口の準備段階でつまづき、これをネットやらYou Tubeやらで調べながらなんとか自分なりに理解するのに、一週間ほど要しました
QC検定2級と3級のダブル受験に行ってきた!
そして、なんやかんや言いつつ、1分野ごとに一週間ごとの時間を要しつつ、泣きながら3級~2級の勉強を続けての試験当日を迎えることができた
勉強を本格的にちゃんと始めたのが1月の下旬ごろからで、試験日が3月20日だったんで、結局2ヶ月くらいは毎日少しずつ時間作って勉強してたってわけですね(えらい!)
当日の試験会場は『愛知大学』の名古屋キャンパス!
名古屋人はみなご承知おきの笹島に出来た新キャンパス!!笹島が新しくなってからは、実は行ったことなくて、一度訪れたいと思ってた場所だったんで、テンション上がる
僕が学生時代によく来ていた笹島ライブからは一転、ここまで違う世界が広がっているとは、、、
高層ビルが立ち並び、Zeppくらいしか無かったかつての笹島からはだいぶ様変りしていて、これには結構驚いた
そして、愛知大学のキャンパス内もすげぇ
めっちゃでかいし、めちゃくちゃ綺麗
そして、極めつけはこれ
名古屋駅周辺を見渡せる絶景っぷり!
いや、実はここトイレなんですわ!(トイレからの写真はマナー違反と知りつつ絶景過ぎて撮ってしまいました。ごめんなさい)
愛大の学生はこんな開放的な気分で用を足せるとは、何事にも代えがたい幸福感
QC検定2級に臨む!!
大学の便所に関心を高めつつ、さっそく午前から始まる2級の試験に臨むことになった!
ちなみに初っ端から今まで長らく未出題だった「カイ二乗検定」の問題
過去問に近年出てなかったこともあって、「カイ二乗検定」の出題方式がなかなかわからなかったこともあって、いきなり苦戦
ちなみに、QC検定は問題数が約100問ほど出題されて試験時間は90分
70%前後が合格ラインなんで、もちろん全問正解は目指さなくて大丈夫なんだけど、上記の通り、兎にも角にも時間との戦い
1問あたり1分費やすことが出来ないから、わからない問題が出たときには素早く飛ばして、どんどんと次の問題に移るってことが結構合格の鍵だったりする
その処世術を事前に入手していた甲斐もあって、出鼻からくじかれテンパった僕でしたが、一度冷静を取り戻すため、すぐに次の問題に移ることが出来た
ちなみにこの後も近年出てなかった「ポアソン分布」の問題で、少し焦ったことは忘れない
その後の「回帰分析」や「実験計画法」については、何度も繰り返して、脳みその海馬に叩き込んでやっていたんで、計算問題に時間がかかりつつもなんとか解くことが出来ました!
「品質管理の実践」分野もかつてまともに使ったことないほど脳細胞フル回転で高速で解きまくって、再度「カイ二乗検定」問題に戻ってとりあえず適当にマークシートは埋めてやりましたよ
こうして、試験勉強といった数ヶ月ながらも拘束された時間から開放された瞬間の感覚は身に染みるものがありました
QC検定3級はサクッと解けた!
2級を終えて達成感に満悦していたその後は、すぐに午後の3級の試験へと突入
3級については範囲が2級と重なっている点が多く、2級の勉強をやっていればクリアできるとの判断だったんで、最初の数週間参考書を開いて1周一通り解いた程度でした
過去問とかも実践しなかったんで、少し不安な点もあったんですが、2級をなんとか乗り越えた自分にとっては無敵モードに入ってたこともあって、その不安も払拭!!
流石に全問正解とはいかなかったんですが、9割以上は確実な手応えはあって、颯爽と試験会場から脱出してきました
終わったぁぁぁーーー!!!!
自己採点と合格発表まで待機
こうして、ひとまずは今年に入って早々にやってきた試練であるQC検定資格から開放されることが出来ました!
試験後もずっと「カイ二乗検定」の問題引きずってたんだけど、まあそれ以上に毎日勉強しなきゃいけない縛り解除の喜びの方が完全に増してましたぞ
30歳超えてからの勉強は結構キツイ!!
もうこれに尽きる
正直、社会人になってなかなか勉強するってこと無いじゃない!??だから、まず勉強するっていう習慣を作ることが結構しんどくて、まして子供の面倒見ながらってのが更に過酷さを後押ししてくれちゃってた
朝めっちゃ早起きして勉強したりとか、夜疲れて半眠状態で参考書開いたりとか、試行錯誤しながら時間を確保してた
なかなか時間を確保すること自体が難しいことを改めて実感させられたアラサーの2022年初頭ってなわけでした
ただ、QC検定自体は製造業に携わるものとして必須の知識である一方で、活かしたい手法も満載だったんで、ぜひ新部署にいっても「俺QCってるぜ!」、「俺品質のキングだぜ」感を随所に漏らしながら働こうと思います
あと、自己採点でもまあまあな感じだったんで、あとは正式な合格発表出るまで大人しく新部署で縮こまってることとします(マークシート全滅説もあるし)
出張ネタがだいぶ減少しそうな今後の当ブログですが、これからもご愛顧のほどよろしくお願い致します
同じく4月から新生活の人!今年から一年頑張るぞい!!!
以上!!!
ではでは、